Morikatron Engineer Blog

モリカトロン開発者ブログ

神様のゲーム#7

「増やす、読み取る、直す」

 

細胞が分裂するとき、当然、DNAも複製されて、分裂後のそれぞれの細胞に1個ずつ入る。DNAの複製は、元のDNAを見ながら(誰が?)写し取るわけではなく、自動的に複製される。まず、DNAの端がはがれる。ファスナーを開くイメージだ。それまでしっかりつながっていたA-T、C-Gのつながりが、端から順にはがれていく。細胞内には、DNA以外にも塩基パーツがいっぱいある。
はがれた部分のむき出しの塩基には、それらの塩基パーツが、くっつきルールに従って、決まった塩基にくっついていく(AにはTが、CにはGが、ACGには、TGCがという具合)。

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AnImator#2 ― 3Dをロトスコープする簡易手法

こんにちは、モリカトロンのAIエンジニア兼オタクの銭です。

前回の記事 でアニメ作画におけるスムーズさをAI寄りの視点で考察しましたが、少し抽象的でピンと来ないかもしれません。なので今回はその中の一番最初の仮設ーー動きの情報量が保てばスムーズ--を簡単なアルゴリズムで検証していきたいと思います。それにかねて、具体的な応用として、ロトスコープのサポート・ツールを作ってみました。

  • ロトスコープとは
  • 課題と準備
  • キーフレーム抽出
    • 情報量定義
    • 誤差関数定義
    • 問題
    • キーフレーム抽出手法
    • 結果
    • 結論
  • タイミング調整
  • まとめ
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神様のゲーム#6(番外編)

「なぜトイレットペーパーはなくなるのか」

なぜ、こうした禍(COVID-19)があると、トイレットペーパーがなくなってしまうのか?
オイルショックの時の経験は、なんで活かされないのか?
こたえはこうだ。
「人間だもの」
今回はそのことについての簡単なお話。

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英語をカタカナ表記に変換してみる

モリカトロン宮本です。
最近は自然言語処理をゲームに役立てるためのもろもろに取り組んでいます。
さて、今日は英語を無理矢理カタカナ表記に変換する方法をご紹介します。
日本語には「よみ」と「表記」がありますが、機械学習の分野では、「よみ」は比較的軽視されているような印象があります。(英語などの欧州圏の言語処理には必要の無いものだからかも知れません)
また、日本語の処理をする場合には(カタカナ語として定着しているものを除いて)英語は無視される場合が多いようです。
とはいえ、歌詞のように、日本語の文章中に唐突に(時には意味不明な)英語が出てくるような文章を処理する場合、英語を無視できない場合も多いように思います。
そのような、需要が微妙な「英語のカタカナ表記」ですが、意味がわからなくても読み上げたい!という場合に、なかなか適当な方法が見当たらないので作ってみました。

english → イングリシュ
pronouncing → プロナウンシング
といった具合に変換できるようになります。

  • 変換の方法
    • The CMU Pronouncing Dictionary
    • 発音記号→カタカナ
  • 変換処理の作成
    • データの準備
    • 変換処理
      • 発音の分類
      • カタカナへの変換
      • 特殊なルール
  • 完成したコード
  • 変換例
  • さらに改善するなら
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サイクリングの気持ち

一言

こんにちは!マルタンです。今日はサイクリングの話をしたいと考えています。 東京でよくサイクリングをしているので好きなところは皆さんとシェアしたいです。

ただその話をする前にサイクリングに介してのAIを少し一緒に調べましょう。

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神様のゲーム#5

「神様はムダを嫌う」

 

なんで塩基が3種類でも5種類でもなく4種類なのかを考える。

先に書いたように、体内で作るアミノ酸は20種類ある。遺伝子は、これら全てのアミノ酸を作れるように書かれていないといけない。

これまた先に書いたように、塩基3つで1つのアミノ酸を定義している。

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AnImator#1 ― AIと見るアニメ作画のスムーズさ

こんにちは、モリカトロンのAIエンジニア兼オタクの銭です。

皆さんは、アニメを見る時、視覚的に何か他のメディアあるいは欧米のアニメと異質なものを感じたことありませんか。色々あると思いますが、その中コアと考えられるパートーー「作画」について、AI寄りの視点で考察していきたいと思います。

  • はじめに
    • 作画とは
  • 枚数が少ないがスムーズ
    • 何故スムーズ
    • AIはどう思う
  • 動き分からないがイケる
    • 何故スムーズの再考
    • AIはどう思う
  • (おまけ)タイミングの質感
    • 何故質感が生まれる
    • AIはどう思う
  • まとめ
  • 参考文献
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