Morikatron Engineer Blog

モリカトロン開発者ブログ

「緊急事態宣言」の時、家の中で家族又は友達と一緒にできるミニゲーム

皆さんこんにちは!マルタンです。このブログの記事を書いている時点で、「緊急事態宣言」は数日間にわたって全国的に実施されてきました。 ご存知のように、出かけ制限し、できるだけ家にいることが重要です。 しかし、いつまでも閉じ込められたままの深い退屈な瞬間があることは理解できます。 これが、いくつかのミニゲームのアイデアをあなたに提示する記事を書くことにした理由です。家族と一緒に又は友達とカムコールの時簡単に遊べるゲームになる。是非試してください!そして、盛り上げる為に、敗者にバツを追加してください。

 

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【GiNZA】三点リーダーで文を区切らないようにする

こんにちは。モリカトロンのプログラマでラグビー好きの服部です。
最近は自然言語処理で GiNZA を利用しています。 基本的に処理も速く高機能でとても助かっているのですが、三点リーダー(…)の扱いですこし苦労しました。
その時の対応方法をご紹介したいと思います。

  • バージョン
  • GiNZA(SudachiPy)での三点リーダーの扱い
  • 三点リーダーを「補助記号-一般」としてGiNZAに辞書登録
    • 1. Sudachiのユーザー辞書ソースファイルを作成する
    • 2. ユーザー辞書ソースファイルからバイナリ辞書ファイルを作成する
    • 3. 辞書設定ファイルにユーザー辞書を追加する
  • SudachiPyでの三点リーダーの文字正規化を抑制
  • 三点リーダーで文が区切られないことを確認
  • 最後に
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リモートワークを導入してみて…(春)

こんにちは。
モリカトロンの縁の下の力持ち不足担当の三宅です。

皆さん元気にリモートワークしてますか?
モリカトロンも新型コロナウィルスの蔓延を見据え、2月末から急遽リモートワーク体制に移行しました。

元々リモートワークに際しての制度や機材がきちんと整備・準備できていたわけではなく、緊急対応的な動きではありましたが、実際に約2か月運用してきて見えてきた課題やメリットなどについて、備忘録的に書き残しておきたいと思います。

 

  • 通勤ストレスの大きさを実感
  • 時間効率・ワークライフバランスの改善
  • 働きすぎ問題
  • 空気読めない問題
  • まとめ

 

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スクリーンショットから「あ」を消す方法

お疲れさまです、モリカトロンでプログラマおじさんをやってる岡島です。

皆さん、お仕事でパソコン使ってるとスクリーンショットを撮影する事は結構あるんじゃないでしょうか。 何か起きた時にチャットツールに画像をペタッと貼って質問……楽ちんですよね。

でも、Windows PC でスクリーンショットを撮るとこうなりませんか?

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「あ」じゃなくてですね・・・

いやー、アプリ切り替え時に日本語入力の状態が判るのは結構便利だと思うんですよ。 でも今じゃないんです。

ということで、今回はこいつをどうにかする方法を紹介します。
二種類の解決策があるのでお好きな方をお選びください。

  • 「あ」が消えてから撮影する
  • 「あ」が表示されないようにする
  • 小ネタ: 撮影したスクショは即貼り付け可能
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toio コア キューブの多台数制御にチャレンジ

こんにちは!

モリカトロン株式会社チーフエンジニアの松原です。今日はウロチョロスでtoio コア キューブをできるだけたくさん制御してみよう、という我々のチャレンジを紹介いたします。

内容的には前回↓の続きとなっております。

ウロチョロス = toioの公開技術仕様 + Unity - Morikatron Engineer Blog

ウロチョロス、toio、toio コア キューブ、Unityによるtoioシミュレータなどの説明は前回記事に詳しいので、先にそちらをお読みください。

 

今回の目次です。

  • キューブ4台で遊ぶウロチョロス
  • キューブの単品販売開始! 
  • もっといっぱい接続できるはず
  • よし、何台接続できるか、やってみよう!
  • iPhone11 Pro買ってきた 
  • キューブ12台で鬼ごっこ
  • まとめ
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ロケットストーブのススメ

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こんな時間を楽しめるのもキャンプならでは!

こんにちは。
モリカトロンの三宅です。
エンジニアブログの中で、相変わらず全く関係ない“お外の話”を書き散らかします!

前回、おすすめの焚火台を紹介しましたが、今回ご紹介するのは……これです!
(何となくテレビショッピング的ですね) 

  • EcoZoom Versa
  • ロケットストーブとは
  • 一家に一台ロケットストーブ

 

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神様のゲーム#4

「ウイルスがいてこその進化」

 

生物の進化は、DNAの交配、突然変異、自然淘汰によるものだと書いた。

ところがこれだけでは、うまく進化が進まないことがわかっている。
もっと長い時間をかければそれでも進化できるのかもしれないが、なんたって、地球の寿命(っていうか太陽の寿命)は残り半分、あと約50億年程度しか残っていない。あまり、悠長な進化はしていられない。
面白いことに、DNAの交配、突然変異、自然淘汰のアルゴリズムを元にした「遺伝的アルゴリズム」というAIでも、同じ現象が起こる。突然変異は、せっかく獲得した優秀な遺伝子を壊してしまうので、それを避けるために突然変異率を0%にするとAIの学習の「進化」がうまくいかない。

進化のアルゴリズム以外に、神様は「同じ動物間でしかDNAの交配はできない」というルールを作った。いくらライオンの強さがほしいからと言ってもライオンと人間の間では子供はできない。
ゲームとして考えたときにも都合がよい。よく「交配」要素を入れると生まれるキャラの種族の数が爆発してドツボに落ちることがある。
例えば、10種類のキャラがどのキャラとの交配できるとすると、10x10=100種類のキャラが生まれることになる。ゲームで言えば100種類作らないといけないことになる。さらに次の世代では、単純計算で100x100種が誕生することになり、世代が進めばは指数関数的に増えていってしまう。
地球上には〜3000万種程度の種類の生き物がいると言われている。哺乳類に限っても〜5,000種程度いると言われている。哺乳類同士なら交配OKよとすると誕生する動物は次の世代だけでも5,000x5,000=25,000,000種類となる。次の世代では、これはさすがにキャラ担当の神様もうまくないと思ったに違いない。

近い種族間の交配を除いて、このルールは厳密に守られている。その縛りが進化のダイナミクスを奪っている。人間同士、ほぼ同じDNAである。少し混ぜたり変えたりしたところで、とんでもない変化が起こるとは期待しにくいということだ。実際、人と人のDNAの違いは0.1%、人間にもっとも近いと言われるチンパンジーの間での違いは1.2%程度と言われている。素人目に見てもその部分を混ぜ合わせたりしてもたかがしれてそうというのは、なんとなくわかる。

もっとも、逆に、0.1%でこんなに違いが出るのか…とアスリートやイケメンを見て愕然ともしているのだが。

さて、生き物を自律的に進化させる仕組みを考えた神様も、これでは進化が冗長になって(ゲームとして)まずいと感じたのか、特別ルールを作った。

「ウイルスは、生物間をまたいでDNAのやりとりをしてよい」

この特別ルールを理解してもらうためには、ウイルスが宿主のDNAの一部を持ち去ってしまう仕組みを知ってもらう必要がある。 

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